PX-V630 2005年10月発売開始~ 長期間販売していた息の長い製品

以前使用していて、同じインクを使用するスキャナー付のPX-A650を入手したため手放した。←A650もジャンク品を整備、今でも使用してます。
単機能プリンターで、顔料インク使用のため用紙が水濡れしても滲まないのが

イメージ 1BKが180ノズル、C/M/Yが各59ノズルのため黒のテキスト印刷は非常に高速!
そのかわりに、BKの減りも超高速でカラーインクの2~3倍、それだけBKを使ってるんだから
あたりまえです!
ノズルクリーニングでは、ノズル数に比例してインク消費されるのでこれまた当然。
これをわかっていないで、BKの減りが早すぎると言われてもね~。(^_^;)

と前置きが長くなりましたが、先日ジャンクで出ていたのを入手。
いつものようにメンテナンスを…

イメージ 2状態はM(マゼンタ)がまったく出ていない、BK(ブラック)もかなり出ていない。
インクは少なめ、外観はきれい。裏の製造年月を見ると比較的新しい製品でした。
(シリアルNo.は加工しています)

使用頻度が少なくてノズルが詰まったような感じ、
通常のクリーニングでは詰まりがとれない状態です。だからジャンク!

イメージ 3イメージ 4

いつものように、プリントヘッドの定位置下部のインク吸着パッド部分にレンジ換気扇用のマジックリンを垂らして、プリントヘッドのノズル面をつけ込みます。
ついでにフチ無し印刷時のインク吸着スポンジも取り外して洗浄。

イメージ 5←ノズルチェックの結果

(上側)
付属していたノズルチェックパターンがどこかに行ったので1回クリーニング後、最初にノズルチェックした物。(やや良くなった)

(下側)
マジックリンで洗浄後、インクを付け替えてノズルチェックした物。

廃インク数値も12EC(16進数表記)となってました。10進数では4844なので、4年間としてはやや少なめ~普通くらいの使用頻度ですね。

顔料インクはプリントすると水に濡れても滲まないので、当然ながらインクが詰まって固着してしまうと非常にやっかいです。定期的に使用するのが一番の防止法!

EPSONの顔料プリンターを使っていて、どうしてもクリーニングだけでは詰まりが取れない方はお試し下さい。ただし自己責任で… お願いします。
(PX-Gインクを使う顔料タイプは、たいていの場合インク吸着パッド部分がヘドロ状態になっているので、これだけではムリです。過去記事をご覧下さい。)


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