私が50MHzにのめり込んだ理由

1982年開局からずっと144MHzSSB'erだったのですが、1989年から時々50MHzにQRVしていました。
そろそろ144MHzSSBも飽きてというより、QSOの方法が嫌になったというのがホンネ!
パズルQSO、代表QSO、親分コントロール等々、QRVしていた方は分かると思いますけど…
Esがオープンしてもコントロールする輩が出るに至っては… 言う言葉なし ( ´△`)

その点、50MHzは自力QSOのみ、変なQSOしとったら相手にされなくなるし、こりゃ無線の原点だと…
で、今回は50MHzにのめり込むきっかけのリグを

・YAESU FT-655

50MHzリグは当時FT-726を使用していて10W運用、翌年HL-66Vを入手して50Wで出られるように…
コンディション的にもおもしろそうなので本格的に出ようかなと思ったのが、1990年の国内シーズンが終わった頃からだったかな?
ちょうど1990年になってFT-655が発売になったのも何かの縁かも!
FT-625DもUSEDで考えていたけど、人気のリグで入手難ということもあり新しい方が良いかな?
ということでこちらに決定。
1991年4月頃購入、FT-920を購入するまで50MHzで大活躍しました。
現在は移動用と50MHzの予備機として使用しています。

イメージ 1

当時は50MHZの固定機といえば、各社マルチバンドで 出始めた時期だったと思います。
YAESU FT-655, ICOM IC-736, KENWOOD TS-690だったかな? 
YAESU 大好きな私としては、もちろんFT-655しか眼中になかったですね~。
評価はかなり良かったので期待して買いましたが、予想を裏切りませんでした。Hi \(^_^)/

ちょうど50MHz100W認可が下りるかという時期だったため、内部のSWだけで100W化できちゃいます。
(もちろんパワーメーターとALCメーターなどの補正は必要ですが…)
50MHzで2アマ100WがOK(1アマは500Wまで)になった時は、すぐさま電気通信監理局に問い合わせて必要書類を送りました。(変更申請書と送信機系統図、100Wにする理由書←正当な理由が必要らしかった)
現在200WまではJARD認定の状態からは信じられませんね、あっ、実地検査などはなかったけどね。

良い点は
・オリジナル状態(50W)では余裕のかたまり、上記の理由と輸出用のために100Wで設計してある。
・受信感度が良い。混変調に強い。
・RFスピーチプロセッサーが使い物になる。(FT-726,736は使い物にならなかった)

ここがいまいち(あえて悪い点とは書きません)
・周波数STEPが最小10Hzでシビアなゼロインがしづらい←これは仕方ないかも、RTTY前提で作られてないから
・RIT使用時の変化状態が画面に出ない。


これもやはり2度修理に出しています。

1回目は1991年9月忘れもしない台風19号、OMさんは超大型台風で記憶の方も多いかな?
(この台風であちこちの自立タワーが倒壊しています。私の所はアンテナの被害だけで済みましたけど…)
この時の雷の誘導雷で電源のFUSEと保護Diがぶっ飛びました。(外付けACラインフィルターのFUSEも…)
FUSE交換して電源を入れたら問題なく入るし送受信もOK、リグの蓋を開けてみると何やらパーツが焦げて外れてる…
わおっ、なんじゃこりゃ状態。保護Diの損害だけで良かったな~
念のためパーツ交換とリグのチェックも兼ねてドック入りさせました。
結果は問題なく良好!
原因は誘導雷なのに保証期間中で無料でした。太っ腹のYAESUさん、よき時代ですね。
たまたまアースを付けてなくて(付けてたけどねじ式だったので外れてた)、アースを取っているリグはすべて無事だったのだ。
教訓:アースは重要ですよ。(^O^)

2回目は使用開始から8年目、毎度おなじみのVFOつまみのロータリーエンコーダーの固着です。
この時に各部調整などで手を入れているので、良い状態で快適に使用中です。
参考までにいままでロータリーエンコーダーを交換したリグ→FT-920,655,726,757
FT-920の時も書いたけど、周波数サーチの時ぐるぐる回すので仕方ないですね。
もう少し耐久性があれば良いんですけど…
UP,DOWNスキャンより、手の感覚の方がすぐ止められるしゼロインできるので便利なんです。

そろそろ再度各部調整した方が良い頃なんだけど…、壊れないのでなかなか出せません。


イメージ 2←にほんブログ村 アマチュア無線