今回は自分が使用しているQSLカードを紹介

最近はもっぱら上の3枚のようにパソコンで印刷したものを使用しています。
種類を運用場所やその時々で変えられるので重宝しています。
下の3枚が以前使用していたもので、印刷業者に発注していたカードです。
見た目は良いのですが、1000枚単位だし結構な価格なのでずいぶん前にパソコン印刷に切り替えました。


イメージ 1イメージ 2












で、これがQSLカードを印刷しているプリンター ↑EPSON PX-A650 
顔料インクのプリンターで、ほぼQSLカード印刷専用になっています。

なぜかといえば普通紙に印刷するのに、染料プリンターに比べて画像がくっきりと印刷できるのと水濡れに対しても顔料インクだと滲まないからです。
あと染料プリンターが2台あって、こちらはフォトプリントなどに使用していますが、それは後々紹介したいと思います。

イメージ 3QSLカードの書き方(太字は必須事項)
けっこう記入漏れや記載不備が多いんですよ。
(分かってるよという方は読み飛ばして下さい)

上から順番に
・JARL転送用赤枠→交信相手局のコールサイン(QSLマネージャー経由のときはViaと書いてQSLマネージャーのCALL SIGN)

・To Radio → 交信相手局のコールサイン(たまに赤枠の上にTo Radio の記載があるのもありますけど)

・Confirming Our QSO → 交信証明の文章です。チェックを入れるようになっていたらチェックを(国内局なら日本語表記でもOK)

・DATE → 交信日付、年月日が仕切りで分かれているなら数字のみでかまいませんが、同一枠内なら"4,July,2010"のように月を英文字で
7,4,2010 は7月4日か4月7日か分からないし、ログチェックの際二度手間→また国際的には通用しません、表記にUSA式とEU式があり月日がそれぞれ逆ですから、
また"2010,7,4" だったら常識的に2010年7月4日だろうというのも通用しません。)

・TIME → 交信時間(24時間式で)JSTとUTC を忘れずに、チェックが必要な物は必ずチェックを

・RST → 相手局の信号強度(PhoneならRS)

・BANDまたはMHz → BANDなら波長数○○m、MHzなら○○MHz。
当方みたいにBANDになっていて、MHz表記する場合はMHzを入れ忘れないように。

・MODE → SSB,CW,RTTYなどの電波形式を記入、
新電波表記・旧電波表記で記入(J3E、A3Jなど)する場合はアマチュア局はどちらでも良いようです。
なお必ず2WAYを入れること。


・PSE QSL, TNX QSL → 発送時点でQSLを受け取っていなかったらPSE QSL、受け取っていたらTNX QSL

・RIG,ANT,POWER,Rmks,QSL No は特に言うことも無いと思いますが…

・自分のコールサイン・QTH(運用場所)・QRA・JCC/JCGコードなど

また相手局がQRPや移動局の場合は相手局コールのあとに"/QRP○W"や"/移動地"があれば必須事項ではありませんが親切かと…
To Radio の近くに併記してもいいと思います。(相手局コールサインがなければ、どちらか分かりませんので)

要は第3者が見て必要事項が間違いなく判別できれば良いのです。
あなたのせっかくのQSLが無効にならないように

長々と書きましたが……

・最後に私からの要望を一つ
QSOデータ面にはなるべく発行局のコールサイン等の情報を入れて頂けると
うれしいです。無い場合は裏返してコールを確認して、またデータチェックとなり倍の手間がかかります。

6mがメインなのでシーズン中のQSLがまとまって大量にきます。
両面に分かれているとけっこうチェックが大変なんですよ… (^∧^)